遺産総額に土地が含まれるケースの相続税は? | 相続税かかる?かからない?

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遺産総額に土地が含まれるケースの相続税は?

被相続人の残した相続財産のうちで、この金額までなら非課税になるといったボーダーラインが相続税の基礎控除です。
つまり、基礎控除額よりも相続財産が少ない場合には全額非課税になるため相続税が課税されることはありません。
その反面、基礎控除額よりも相続財産が多いケースでは、基礎控除額を超えた額に対して相続税がかかるのです。
ですから、相続財産がいくらになるのかを算出する必要があります。

相続財産が現金や株式などの場合なら分かりやすいですが、土地が含まれていると多少面倒になることがあるのです。
それは、通常の相続税なら被相続人の財産が、亡くなった時点でいくらだったかという時価に対して課税されます。
しかし土地の場合は、今すぐ換金したらいくらになるのかといった時価ではなくて、相続税評価額が用いられるのです。
つまり、実際にすぐ売買するわけではないのに、いくらで換金できるかを調べる必要があります。

その為、国税庁では土地の財産評価額が計算できるようにと路線価というのを作成していて、この路線価に従って計算することで土地の評価額が算出できるのです。
この路線価は、相続税の計算をする時に重要な評価方式となって、相続する土地が面している道路に付けられた路線価に、その土地の面積をかけるだけで評価額が分かります。
また、2つ以上の道路に面する場合や土地が複雑な形をしている場合などについては、評価時に補正率を使って調整するのです。

路線価は毎年年始に評価されて8月頃に国税庁のホームページで確認することができます。
ただ、全ての土地に路線価が設定されているわけではなくて、田畑・山林・市街地ではない宅地などには路線価がない土地もあるのです。
その場合には、固定資産税評価額×倍率という計算式で算出する倍率方式というので、土地の評価額を求めます。
計算に必要となる固定資産税評価額は3年に1度改定されて税事務所や役所などで確認できますし、倍率については国税庁のホームページに掲載されているのです。