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相続税の計算の流れを簡単に理解しておきましょう

相続税の計算の流れは、すべての遺産と債務を把握する、課税価格を計算する、相続税の総額を算出する、各人の相続税額を算定するのです。
このように記載すると簡単に感じられますが、相続税の手続き・計算は複雑かつ正確さが要求されます。
その為、相続税の手続き・計算が必要になった場合には、約90%の方が税理士に依頼して計算・申告手続きを行っているのです。

すべての遺産と債務を把握しないと相続税の計算が成り立たないので、見落とさないように一覧を作成するなど工夫することが大切になります。
遺産はどんな些細なものでも無視できないので、不動産・有価証券・骨董品・ゴルフ会員権・他人名義の通帳などを見逃さないことです。
また生命保険や死亡退職金などのみなし相続財産は、相続財産とは別に計算される遺産なので忘れないようにしましょう。
それから負債の調査を疎かにすると大変なことになるので、負債を見逃すことがないように注意する必要があるのです。

すべての遺産と負債を把握したら相続税の計算に使う相続財産の課税価格の計算をします。
この課税価格を計算するためには、非課税対象財産と債務を確定する、課税対象財産をお金で計算する、相続人に3年以内に行われた贈与・遺贈の持ち戻し計算をする、非課税対象の財産と債務を把握するといったステップになります。
課税価格が決定したら法定相続人を確定して相続税の総額を計算しますが、その時に忘れてはならないのが基礎控除で、課税価格から基礎控除を差し引いたものが課税遺産総額となります。
課税遺産総額が決定したら法定相続分で分けたと仮定して、各相続人に割り振られた財産から、それぞれの相続税を計算して相続税の申告・納税をするのです。

ただし相続税額の計算には各相続人に応じて、配偶者控除・未成年控除・障碍者控除・贈与税額の控除・相続税額の2割加算などの控除や加算があります。
このような控除や加算を忘れてしまうと、支払う必要がない相続税を払ったり、支払う税額が間違ってしまったりすることもあるので注意が必要です。