子供一人の世帯は相続税を考える時に注意を | 相続税かかる?かからない?

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子供一人の世帯は相続税を考える時に注意を

夫婦・親子で楽しく生活している家族であっても、いつか相続という話が発生する可能性も考えられるものです。
しかも、ある程度まとまった相続財産がある家庭は、いずれは自分名義の財産を分与するべき時がくると考えておくことも必要と言えます。
ある日突然お別れということが起きた時に、配偶者や子供が相続財産のことを何も知らないままでは、相続税の申告などで大変になることもあるのです。
ですから、配偶者や子供に自分の財産の所在を伝えておくべきで、相続財産がどのくらいあるのかなどを生前にすべて記録して相続人全員に知らせておくのがベストと言えます。

その為には遺言書を残すのが理想で、そこに銀行の口座とキャッシュカードの暗証番号、収納している場所と預貯金額などを記載しておくと良いです。
また、それ以外にも土地・建物などの不動産全部とその権利証、生命保険証券の所在なども、しっかりとまとめて書いておくと良いですし、最低でも一覧表を作成しておきましょう。
そうしないと、被相続人が亡くなった後に相続人があらゆる場所をひっくり返したり、金融機関などに問い合わせをしたりするなど、手間や時間を費やしてしまうのです。
それにより相続の話が難航してしまう可能性も考えられますし、相続税の申告・納付期限に間に合わない事態になることもあります。

近年は子供が一人という世帯も少なくないので、遺産を配偶者と一人の子供に託す場合には、当面の相続税を抑えようとの考えから配偶者控除の利用を考えるものです。
この配偶者控除では最大1億6千万円の控除が受けられるので、配偶者に相続させることにより相続税を節税することができます。
ただし、配偶者控除を活用することで大きな節税効果があると考えられますが、配偶者の相続分が大きくなると二次相続でそれをすべて子供が相続することになるのです。
その結果、配偶者控除がない一人の子供が多額の相続税を納税することになって、配偶者が受け取った相続財産を引き継ぐ一人の子供に大きな負担がかかるケースが考えられます。
ですから子供が一人の場合は、次の相続を想定して節税をイメージすることが大事です。